私の映画鑑賞記

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観た映画のあらすじや感想を好きに書いているサイトです。あくまで個人的な感想としてネタバレも若干含めて書いているので、その辺りはご容赦下さい。



アメリカン・スナイパー

2014年製作(アメリカ)
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ジェイソン・ホール
製作:クリント・イーストウッド
ロバート・ロレンツ
ピーター・モーガン
アンドリュー・ラザール
ブラッドリー・クーパー

【主要キャスト】
 ブラッドリー・クーパー(クリス・カイル)
 シエナ・ミラー(タヤ・カイル)
 マックス・チャールズ(コルトン・カイル)
 ルーク・グライムス(マーク・リー)
 カイル・ガルナー(ゴート=ウィンストン)
 サミー・シーク(ムスタファ)




<あらすじ>
テキサス州に生まれ、父親から狩猟の技術を仕込まれながら育ったクリス・カイルは、アメリカ大使館爆破事件をきっかけに海軍へ志願。厳しい訓練を突破して米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに配属される。
程なくしてアメリカ同時多発テロ事件が発生、それを契機としてイラク戦争が始まり、カイルにも戦地への派遣命令が下る。
イラクで狙撃手としての才能を開花させたカイルは、軍内でレジェンドと称賛されるが、同時に敵方からは懸賞金をかけられ、命を狙われる存在となっていた。
終わりの見えない凄惨な戦いの中、同僚や弟が戦場で苦しみ、倒れていく姿を目の当たりにしたカイルは精神的に疲弊し、その心は徐々にPTSDに蝕ばまれていく。

<感想>
イラク戦争に4度も従軍し、160 人(一説には250人)もの敵兵を射殺した伝説のスナイパー、クリス・カイルの生涯を描いた作品です。
正義感に突き動かされて特殊部隊シールズに入隊し、意気揚々とイラクに出兵するも、最初の任務で狙撃したのは幼い少年とその母親…。
いくら爆弾を抱えて海兵隊員に襲い掛かろうとしたとはいえ、国に帰れば自分にも妻子がいる彼にとって、あまりにもショッキングな出来事だったろうと思います。
その夜に基地内の宿舎で「まさか最初がこんなだとは…」とうな垂れるクリスの心情は察するに余りあります。
劇中には、この他にも幼い子供が犠牲になるシーンがあるのですが、これが世界の現実かと思うと、とても辛い気持ちになりますね。同時に、我々が如何に恵まれた国に住んでいるかを思い知らされます。
そして、その後もイラクに留まり続けるクリスは、その過酷な状況により、徐々に心が壊れていきます。

そりゃそうですよ。あんな環境で日々過ごしたら、自分だったら2〜3日も持たないかも。日本に住んでいる我々からしたら、なぜ自ら進んであんな所に行くのかと思ってしまうのですが、きっと、我々には分からない複雑な事情もあるのでしょうね。

なお映画の終盤は、帰国後にPTSDの治療に努め、徐々に日常を取り戻すクリスが描かれています。ところが…
ちなみに私、全く予備知識無しでこの映画を観たので、このラストは思わず無言で固まってしまいました。
帰国後に治療を頑張り、やっと平和な日常が訪れようとしていた矢先に、これはあんまりだろうと…。

これらが全て実話かと思うと、世界が如何に残酷かを考えさせられますね。
我々も今は平和な日々を送っていますが、それは永遠に保証されたものではなく、いつ破られるか分かりませんし。
とても重いテーマの映画ではありますが、平和とは何かを考えるきっかけにもなりますので、是非オススメしたい一本です。


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