観た映画のあらすじや感想を好きに書いているサイトです。あくまで個人的な感想としてネタバレも若干含めて書いているので、その辺りはご容赦下さい。
<あらすじ>
オシャレな渋谷系ポップミュージシャンを目指して大分県の田舎町から上京してきた根岸崇一は、平凡で気弱な青年であったが、音楽に対する情熱は人一倍強かった。
根岸は自分が作曲したデモテープを手にレコード会社「デス・レコーズ」を訪れるも、気付いたら悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のボーカル「ヨハネ・クラウザーⅡ世」として活躍する羽目になってしまう。
「こんな音楽やりたくない」と思いながらも嫌々DMCを続ける根岸であったが、そんな本人の思いとは裏腹に、DMCはカリスマ的な人気を得るバンドへと成長していく。
<感想>
漫画原作の映画とは、大抵は原作信者に叩かれてコケるのが常ですが、この映画は原作ファンの評価も高いようです。
私も何話か読んだ事ありますが、全く違和感なく映画に入り込めましたね。
しかし、1話完結のギャグ漫画を2時間の映画にするってのは結構大変だと思うんですが、この映画はストーリーがよく纏まっていて、最後まで飽きずに楽しく観ることができました。
この映画の注目ポイントといえば、何と言っても松山ケンイチさんの演技ではないでしょうか。
田舎から上京してきた気弱なイモ男である根岸と、デスメタルバンドのカリスマボーカル・クラウザーⅡ世という、まさに正反対の人物を上手く演じ分けていて、この演技だけでも観る価値ありです!
他にも、松雪泰子さん演じるイカれたレコード会社社長など、ぶっ飛んだキャラが次々に登場し、ただただ笑って鑑賞できます。
特に、社長が連れてる2匹の怖そうなドーベルマンの名前が”ぐり”と”ぐら”なのが個人的にツボでした(笑)
それに、劇中で演奏されるDMCの曲も中々の迫力で、歌詞はともかく、曲に関しては普通にカッコいいと思いました。この点も楽しめる要素の一つです。
中には「これはメタルじゃない!メタルを冒涜している」という意見もあったりしますが、まぁ、元がギャグ漫画ですし、こういう映画は肩肘張らずに笑って観るのが一番ですよ。
これまでメタルに縁が無かった人でも、充分に笑えて楽しめる内容なので、是非ご覧になってみて下さい!
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