観た映画のあらすじや感想を好きに書いているサイトです。あくまで個人的な感想としてネタバレも若干含めて書いているので、その辺りはご容赦下さい。
<あらすじ>
勤めていた会社が倒産し、先の見えない生活を送っていた倉本繭子は、恋人の吉岡恭一からの突然のプロポーズを受け、流されるままに婚約する。
恭一の両親の金婚式の祝賀パーティーに出席するため、一足先に京都を訪れた繭子であったが、宿泊予定のホテルは予約時の手違いで泊まることができず、途方に暮れる。
あてもなく街をさまよう繭子は、「本能寺ホテル」なる謎のホテルを見つけ、導かれるように中に入る。
無事に宿泊手続きを終え、泊まる部屋に向かうためにエレベーターに乗った繭子だったが、街で買った金平糖を口に入れ、噛み砕いた途端、別の世界へと迷い込んでしまう。
そこは、1582年6月1日、「本能寺の変」が起こる前日の本能寺であった。
<感想>
仕事も無くなり、何をやったらいいのか分からないまま日々を過ごしていた主人公の繭子が、とあるきっかけで戦国時代の本能寺にタイムスリップ!そして、そこで偶然出会った織田信長と心を交わす事で、自分が何をすべきかを見つめ直す、といった内容になっています。
一見、歴史ミステリーっぽい感じもしますが、繭子の自分探しの旅と言ったほうがしっくりと来ますね。
主演の綾瀬はるかさんは、こういう若干ポンコツ気味けど、素直で実は芯があるっていう役、結構ハマってるなぁという印象です。本能寺にタイムスリップした時の、森蘭丸との掛け合いも、コメディタッチで面白かったです。
堤真一さんの織田信長も、『ザ・織田信長』って感じでカッコ良かったです。信長って、ホントにこんな感じだったんだろうなぁと思わせる演技でした。
怖さの中に優しさもあり、繭子に自分の理想を語るシーンも心に残りました。
「出来ないんじゃなくて、誰もやろうとしないだけ」という言葉、今の自分にも突き刺さりましたね。
決して大作という訳ではありませんが、どの年代の方にも素直に楽しめる作品と言えます。
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