私の映画鑑賞記

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観た映画のあらすじや感想を好きに書いているサイトです。あくまで個人的な感想としてネタバレも若干含めて書いているので、その辺りはご容赦下さい。



帰ってきたヒトラー

2016年製作(ドイツ)
監督   :ダーヴィト・ヴネント
脚本   :ダーヴィト・ヴネント
ミッツィ・マイヤー
製作総指揮:オリヴァー・ベルビン
マルティン・モスコヴィッツ
音楽   :エニス・ロトホフ

【主要キャスト】
 オリヴァー・マスッチ(アドルフ・ヒトラー)
 ファビアン・ブッシュ(ファビアン・ザヴァツキ)
 クリストフ・マリア・ヘルプスト(クリストフ・ゼンゼンブリンク)
 カッチャ・リーマン(カッチャ・ベリーニ)
 ラース・ルドルフ(キオスクの主人)




<あらすじ>
1945年に総統地下壕で自殺したアドルフ・ヒトラーだが、その後何故かベルリンの空き地で目を覚ます。
突然の出来事に戸惑うヒトラーだが、再び総統地下壕に向かうため、街に出ることに。
街に出たヒトラーは、ベルリンの人々が自分を総統と認識していないことに疑問を抱き、その後に立ち寄ったキオスクで、自分がいる時代が2011年のベルリンであることに気付く。
衝撃を受けたヒトラーその場に倒れ込んでしまうが、キオスクの主人に介抱され目を覚ます。
ヒトラーを見たキオスクの店主は、「ヒトラーそっくりの芸人」だと思い込み、知り合いの業界人に紹介。数日後、キオスクの主人に紹介されたテレビ番組制作会社のゼンゼンブリンクとザヴァツキのスカウトを受け、コメディアンとして番組に出演することに…。

<感想>
自殺した筈のヒトラーが何故か現代にタイムスリップし、初めは戸惑いながらも次第に順応、その後の社会に強烈な影響を及ぼしていくという、現代のドイツを舞台にした社会風刺ブラックコメディです。
ドイツの某女性首相を「陰湿なオーラを放つデブ女」と言い放ったり、彼女の所属政党を「我が国家社会主義の猿真似だ」と罵ったり、なかなかパンチの効いた表現で笑いも交えつつ、現ドイツを思いっきりディスっています。
(これ、某女性首相に怒られないんでしょうか…。)

しかし、仮にもし本当にヒトラーが現代にいきなりタイムスリップしたとしたら、本当にこういう事しそうだなぁと思わせる内容です。
バラエティ番組で一躍人気者になったり(視聴者はそっくりさんだと認識)、インターネットを駆使して情報を集めたり、次第に現代社会に適応していき、影響力を強めていくヒトラー。そして、それに振り回される番組制作スタッフという二つの軸で物語が進んでいきます。
スタッフらはヒトラーをキワモノの芸人として扱ってるのに対し、ヒトラー本人は超大真面目に国家社会主義を語る、その対比が妙に面白く、派手な演出は無くても、ジワジワとハマっていきます。
また、過去にヒトラーを扱った映画のワンシーンのパロディなどもあり、なかなか凝った作りになっています。
(このパロディのシーン、分からない人には普通のシーンなんですが、個人的にはかなりツボでした)
知名度は決して高くない映画ですが、ぜひオススメしたい一本です。


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