私の映画鑑賞記

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観た映画のあらすじや感想を好きに書いているサイトです。あくまで個人的な感想としてネタバレも若干含めて書いているので、その辺りはご容赦下さい。



ローン・サバイバー

2013年製作(アメリカ)
監督   :ピーター・バーグ
脚本   :ピーター・バーグ
製作   :ピーター・バーグ
サラ・オーブリー
ランドール・エメット、他
製作総指揮:ジョージ・ファーラ
サイモン・フォーセット
ブレイデン・アフターグッド、他
音楽   :エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイ
スティーブ・ジャブロンスキー

【主要キャスト】
 マーク・ウォールバーグ(マーカス・ラトレル一等兵曹)
 テイラー・キッチュ(マイケル・マーフィ大尉)
 エミール・ハーシュ(ダニー・ディーツ二等兵曹)
 ベン・フォスター(マシュー・アクセルソン二等兵曹)
 エリック・バナ(エリック・クリステンセン少佐)
 アリ・スリマン(グーラーブ)
 ユセフ・アザミ(アフマド・シャー)




<あらすじ>
2005年6月、アメリカ軍はアフガニスタンにて、現地の武装組織を統率しているタリバン幹部の殺害を目的とした「レッド・ウィング作戦」を実行に移す。

アメリカ海軍特殊部隊「ネイビー・シールズ」のマーカス・ラトレル一等兵曹は、マイケル・マーフィー大尉ら3名の隊員と共に、偵察チームとしてヘリコプターで険しい山岳地帯に降り立った。

その後、徒歩で山中を移動していた彼らは、偶然、山羊飼いの3名の現地人と接触してしまい、止む無く彼らを拘束する。
想定外の事態に前線基地に指示を仰ぐも、電波状態が極めて悪く、基地との連絡は取れない。
解放すれば彼ら現地人達は確実に自分達の居場所をタリバン兵に知らせるため、この場で殺害すべきとの意見が挙がるが、マーカスは交戦規定に反すると強く反対する。

押し問答の結果、指揮官マーフィの判断により、3名の現地人を解放し、作戦の中止を決断する。

その後間もなく、マーカス達の元に100名を超えるタリバン兵が押し寄せ、山岳地帯で交戦状態に陥るも、偵察が主な任務であったマーカス達は最小限の武装しかしておらず、タリバン側の猛烈な攻撃の前に徐々に追い詰められていく。

<感想>
米同時多発テロに端を発した、アフガニスタンでのタリバン掃討作戦。
その中でもネイビー・シールズ創設以来、同組織で最悪の被害を出した「レッド・ウィング作戦」を描いた、実話を基にした映画です。

アルカイダの殲滅を目的としたアメリカ軍の前に立ちはだかる、イスラム武装組織タリバン。
彼らとアメリカ軍特殊部隊であるネイビー・シールズ隊員との激しい戦闘シーンが、この映画の見所です。
当然ながら、米兵が主役のため、タリバン側は完全な悪として描かれています。
アメリカ人視点で見れば、彼らイスラム過激派は米本土に攻撃を仕掛けてきた敵であり、殲滅すべきという主張は至極当然です。

しかし、日本人視点で見ると、タリバン側を一方的に敵として見るのは少々違和感があります。

アメリカにも大義がありますが、タリバン側にも当然、自分達の故郷を守るという大義がある訳で、どちらかが悪という概念はここにはありません。
あるのはただ、目の前の敵を倒すというその一点のみ。その信念で危険も顧みず、最前線で敵に立ち向かう彼らには、正直言って敬服します。

また、ただ一人生き残ったラトレル一等兵曹を助けた現地人も、現地で数世紀に渡って伝えられてきた掟(敵から追われている者は、命を賭けて助けよ)を忠実に守って、タリバンを敵に回してもラトレル氏を助けています。

政治的な部分を持ち込んでしまえば、様々な意見があるとは思いますが、映画として、覚悟や信念を持って行動する彼らの力強さのようなものは伝わってきました。

そういった意味では、「ブラックホーク・ダウン」と似たような感覚でした。
失敗した作戦を描いたという点でも一致していますし、何より、エリック・バナが出演してましたから。
(思わず、フート軍曹を思い出してしまいました)

ただ、一つ気になる点としては、追い詰められたシールズ隊員が岩場の斜面を転がり落ちるシーン。あれだけ銃弾を喰らった身体であんな落ち方したら普通即死では?
あれでも生きていられて、更にその後も戦えるシールズ隊員、もはや人間ではないですよ。
まぁ、全てが実話に忠実という訳ではなさそうなので、この辺りはフィクションの可能性もあるとして楽しめばいいと思います。

ハリウッド的な派手な展開はあまり無く、作戦が失敗していく様子が淡々と描かれているため、ストーリーとしては地味ですが、交戦シーンは迫力があるので、戦争映画好きな方には充分楽しめる映画です。


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